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何度も言わなくてもパートナーが家事をしてくれるようになる方法

これを検索している人の多くは、誰が何をやるかはもう決まっているはずです。そこはすでに片づいています。なくならないのは「言うこと」のほうで、その声は自分の口から出ていて、そんな自分の声にうんざりし始めているのではないでしょうか。

「業者さんに電話してくれた?」と口にした瞬間に、今週これで3回目だと気づく。そして思うわけです。いつからこんなふうになってしまったんだろう、と。本当に探しているのは、たぶんそこです。もっと公平な分担ではなく、言う役をやめる方法です。

何度も言ってしまうのは、性格の問題ではなく記憶の問題です

ほとんどの家庭に、リストを持っている人がひとりいます。作業量がいちばん多い人とは限りません。「気づく係」の人です。

資源ごみは隔週で、今週がその週だと気づく。犬のフードがあと3日でなくなると気づく。浴室が「まだきれい」ではなく「そろそろやらないと」の段階に来ていると気づく。この仕事には名前があります。見えない家事、いわゆる「名もなき家事」です。抱えていない人に説明するのが難しいのは、誰かが何かを覚えている姿は、外からはまったく見えないからです。ただ、なんとなくいつも余裕がなさそうに見えるだけです。

何度も言ってしまうというのは、その仕事が声になったものです。自分が家の記憶で、相手が家の手足なら、使える道具は声しかありません。だから言います。そしてまた言います。2回目は、どうしても言い方がきつくなります。

1回目は穏やかにお願いします。何も起きません。そのお願いは相手の一日のどこかに落ちて、どこにも書き留められなかったからです。2回目はもうイライラしていて、それが声に出ます。しぶしぶやってくれます。ここで自分は「イライラすれば動く」と学習し、相手は「自分で覚えておく必要はない、どうせ向こうが把握していて、最後には言ってくる」と学習します。

このループに悪役はいません。パートナーだって、管理されるのが楽しいわけがないのです。同じことを2回言われるのは子ども扱いされているように感じるもので、そうなるとその家事から余計に足が遠のき、結果として3回目を言うことになります。

「ちゃんと話し合えばいい」ではうまくいかない理由

穏やかに話し合うのは、たぶんもうやったはずです。何度か、しかもかなりうまく話せたかもしれません。それでも続かないのは、家事について穏やかに話し合っても、覚えておく仕事はそっくりそのまま元の場所に残るからです。お互い分かり合えた気持ちにはなって、それでも火曜日には、今夜ゴミを出すことを知っているのは家の中で自分ひとりです。

いちばんもっともらしく聞こえる、あの申し出も同じです。「やることを言ってくれればやるよ」

助けてくれる言葉に聞こえます。ただ、これがなぜ助けにならないのかを知っておくと、けんかにせずに説明できます。この場合もリストを持っているのは自分で、どれが急ぎかを判断し、やったかどうかを見張り、やっていなければもう一度言うことを覚えておくのも自分です。パートナーは手足になると立候補してくれただけです。記憶は自分に残ったままで、しんどかったのはまさにそこなのです。

渡すのは「作業」ではなく「担当そのもの」

解決策は、この違いひとつに収まります。

口に出していることまだ自分の頭に残っているもの
「今夜ゴミ出しておいてくれる?」何曜日か、どのゴミか、出したかどうか、いつもう一度言うか
「ゴミはあなたの担当ね。いつ出すか覚えておくところまで含めて」なし

作業は、任せたあとに見張るものです。担当は、渡したあとに考えなくなるものです。いつが期限かを知り、いつやるかを決め、消耗品が切れそうなことに気づき、やらなかったときの後始末までする。この4つのどれかひとつでも自分に残っていれば、2週間もすればまた言い始めることになります。

引き継ぎの話し合い、そのまま使える言葉

一度だけやります。けんかの最中はだめ、どちらかが散らかった部屋を見ているときもだめです。40分ほどみておいてください。

責める言葉から入らない。 最初の一言で、そのあとの1時間が話し合いになるか弁明大会になるかが決まります。

「ちょっと話したいことがあるんだけど、家のことをやってくれてない、っていう話じゃないの。気づいて覚えておくのが全部わたしの役目みたいになってて、それがしんどくて。いちいち言うのも、もういやなんだよね。だから、いくつか丸ごとそっちに渡してしまいたいの」

これは「もっとやって」とお願いしているのではありません。「これを持っているのをやめたい」と説明しているだけです。こう言われると身構えにくいですし、何より本当のことです。

見えないリストを見えるようにする。 いま自分が把握していることを全部書き出します。やっている家事ではなく、覚えていることです。書き出すと自分でも驚くはずで、たいてい30から40項目になります。

  • どのゴミを、どの週に出すか
  • 車の点検と税金の時期
  • 学校の提出物と、その締め切り
  • 双方の家族の誕生日とお祝い
  • 火災報知器の電池、浄水器のカートリッジ、掃除機の紙パック
  • 歯医者の予約と、キャンセルになった分の取り直し

ここはふたりで一緒にやってください。この記事のどの部分より、話の空気を変えます。パートナーは、たいてい意地悪で手を出さないわけではありません。このリストを本当に一度も見たことがないのです。もともと見えないようにできているのですから。

「やることを言ってくれれば」と言われたら。 必ず言われますし、悪気なく親切のつもりで言っています。この返しを用意しておきましょう。

「その『言う』っていうのを、やめたいんだよね。言ってもらうのを待たれると、結局わたしが全部覚えてて、できたかどうかも見てることになるでしょ。そうじゃなくて、いくつかは完全にそっちのものにしてほしいの。わたしが二度と考えなくていいように。どれがいいか選んでくれる?」

選んでもらう。 割り当てられた仕事はしぶしぶやるものですが、自分で選んだ仕事は自分のものになります。4つから6つ選んでもらいましょう。もともと自分が触れているものに近い項目だと続きます。まずはそこからで、リスト全部ではありません。一気に全部渡すと10日で崩れ、こちらの信用まで道連れになります。

「終わった」の基準を、最初に一度だけ決める。 何度も繰り返すけんかの多くは、家事の顔をした基準のけんかです。項目ごとに一文ずつ、お互い機嫌のいいうちに決めます。「浴室の掃除は、洗面台と便器とシャワーの扉まで。洗面台だけじゃない」「ゴミ出しは前の晩。朝7時に収集車の音を聞いてからじゃない」。一度決めてしまえば、毎週交渉し直さずに済みます。

催促は、配偶者ではなくスマートフォンから

ここが仕組みの部分で、実際に小言を止めるのはこれです。担当と期限が自分の頭の外にある状態になれば、リマインドは自分からは来ません。相手のスマートフォンから来ます。これで自分はループから完全に外れます。3回目がないどころか、1回目もありません。

繰り返しのアラームつきの共有カレンダーでもできますし、それでうまくいくなら今すぐ設定してください。ただ、多くの夫婦は結局、専用のものが欲しくなります。カレンダーは「やったかどうか」を記録しないので、確認するくせが戻ってきて、確認が始まったところから小言も再開するからです。

Taskeon は、まさにその隙間のために作りました。家の共有グループをひとつ作り、各項目に担当者をひとりだけ決めて繰り返しの予定を入れると、期限の前に本人の端末に通知が届きます。履歴が残ることは、思っている以上に効きます。「それはもうやったよ」も「これ、もう言ったんだっけ」も、どちらも点数をつけ合わずに静かに消えるからです。もう頭の中で数え始めているなら、この話はこちらで詳しく書いています

正直な注意点をひとつ。Taskeon には写真での証明機能があり、ルームシェアではとても役に立ちます。ただ夫婦やカップルではオフにしてください。パートナー同士だと監視のように受け取られますし、この関係から監視をなくすのが目的であって、制度として固めるのが目的ではありません。

いちばん苦しいのは、慣れるまでの期間

引き継ぎが失敗するのはここで、しかもこの点を書いてくれている記事はほとんどありません。6週間から8週間はみておいて、次の3つは必ず起きると思っておいてください。

自分がやるより遅い。 自分なら水曜の夜に出すゴミを、相手は収集車の音が近づいてくる22時50分に出します。それでも出ました。これは成功です。まったくそうは感じられませんが。

自分がやるより雑。 相手にとっての「掃除した浴室」は、こちらから見れば「拭いただけの浴室」です。決めた基準を満たしているなら、そこで完了です。その基準が自分のものより低くても、です。

そもそも忘れられる。 だいたい3週目あたりに来ます。

これがうまくいくかどうかを決めるルールは、ひとつだけです。

手を出してやり直さない。

やり直すこと、あるいは待っているのが不安でつい先にやってしまうことは、一手で元の仕組みを復活させます。本当の基準は自分の基準で、自分がいまも品質管理係だと、ふたりに向かって宣言することになるからです。そうなれば記憶は自分のところに戻り、小言も一緒に戻ってきます。自分ならとっくにやっている時点を過ぎても手つかずのままの家事を眺めるのは、耐えがたいほどつらいはずです。そこをじっと座って耐えることが、この方法の本当の作業です。話し合いではありません。こちらです。

本当にやり忘れが起きたときは、期限から最低でも1日おいてから、人ではなく家事について、一文だけ言います。

「ゴミ出てなかったから、木曜まで置いておくことになるね」

ため息はなし、「やっぱりね」もなし、追い打ちもなしです。結果というものは、そのまま届かせてはじめて学びになります。

仕組みの問題ではない場合

ここまでの話は、ふたりとも公平にしたいと思っていることが前提です。たいていはそうです。ただ、そうでないこともあり、そのときは自分をまた責める前に、はっきりした判断材料を持つべきです。

  • 自分で選んだ項目なのに、2周ぶんまるごと実行されず、ひと言の断りも、予定の組み直しもない。
  • 自分が大事にしていることは明らかに管理できているのに(仕事の締め切り、リーグの順位表、ゲームのデイリーリセットなど)、資源ごみの日だけはどうしても覚えられない。
  • 仕組みそのものが不満のタネになる。「アプリで小言を言うようになったんだ」と言われた時点で、争点は家事から自分に移されています。
  • こちらが言うのをやめてみたら、そもそも言うこと自体が支配的だ、と返ってきた。

担当を渡し、本当に手を離し、それでも何も動かないなら、これは段取りの問題ではありません。共有リストでは届かない、公平さや敬意の問題です。次に進むべき先は、もっと良い家事表ではなく、夫婦カウンセリングです。これは自分の失敗ではありません。家事のほうが症状だった、というだけです。もし今そこにいるなら、この記事でさらに踏み込んでいます

短くまとめると

何度も言ってしまうのは、リストを持っているのが自分ひとりで、記憶にとって唯一の道具が声だからです。4つから6つの項目を丸ごと渡し、どれにするかはパートナーに選んでもらい、「終わった」の基準を一度決めて、あとは8週間、遅くても雑でも口を出さないこと。

期限を自分の頭以外の場所に置きたくなったら、Taskeon は無料で始められます。iPhone と Android に対応しています。すべての家事に本当の担当者をつけて、これまで声に出してやっていた仕事は、スマートフォンに任せてしまいましょう。